鶴見区医師会会長
宮下裕子
一般社団法人横浜市鶴見区医師会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
令和5年5月31日より鶴見区医師会長に就任いたしました宮下裕子と申します。生まれは伊豆の天城山、実家はワサビ農家です。昭和50年から横浜に暮らし48年たちました。
数年前に、つくの商店街の入り口に昭和33年9月の狩野川台風による、鶴見川流域の浸水被害のプレートを見て驚きました。伊豆地方は狩野川台風で壊滅的な被害を受けたのでしたが、鶴見川も氾濫して被害を受けたと初めて知りました。
コロナ渦も災害の一つと言えますが、地震や台風の災害時の医療活動の対策も準備していきたいと思います。
横浜市民はどの年代の方も、小学校で歌唱指導をうけて、「横浜市歌」歌うことが出来ます。横浜に戻ってくる方も多く、学校や仕事場を通じて、知り合いの輪が広がり、「巨大な田舎」であると表現する方もいます。私は、行政と連絡を取り、医師会活動を通じて、横浜で健康に、安心・安全に暮らすお手伝いをしたいと思います。具体的な活動内容を以下に示します。
- 新型コロナやインフルエンザなどの予防接種、乳幼児健診、がん検診、特定健診
- 休日診療所の管理、運営
- 訪問看護事業・居宅介護支援事業
- 在宅医療連携拠点業務の「さわやか相談室」を開設して在宅・看護に関する相談
- 在宅医療、看護、介護の連携を深めるため、在宅ケアネットワークの推進
- 病状悪化時や災害時に、安心して医療が受けられる連携ノート「イエローノート」作成
- 区民公開勉強会開催、グリーフケアとして遺族の会「ハナミズキの会」の運営
- 病院・介護・薬局をつなぐ鶴見区地域医療ネットワークシステム「サルビアネット」
- 在宅医療を受けている方が、主治医不在時でも対応できる「在宅医療バックアップ体制」
- 保育園医、小・中学・高校の校医の派遣
- 災害発生時、行政と協力し救護活動を迅速に運営する準備と訓練
- 働く人々の身体と心の健康を守るため、「地域産業保健センター」の運営
- 会員の知識や技術の向上のため医学に関する講演会・勉強会の開催
- 鶴見区内の中核病院と綿密な連携を取り、病診連携を強化し、入院が必要な際には安心して速やかに医療を受けられます。
- 鶴見区医師会の会員同士は、「顔の見える医療」を原則として、親睦を深め、診診連携・病診連携・多職種連携が円滑になるように努力いたします。